こんにちは、今日は肩こりについてお話しします。
全国の7割の方々が肩こりに悩んでいるようで、4人に3人は肩こりがあるという調査結果が出ています。
そのうち男性よりも女性の方が多いそうです。
女性特有の肩こりの原因としては
- 「ホルモンバランス」
- 「冷えやすい」
- 「筋肉量が少ない」
- 「細かい作業が多い」
- 「ストレス」
- 「子供のだっこや日常の買い物」など様々なことが考えられます。
それらの原因についてご紹介いたします。
原因①ホルモンバランスの乱れ
肩こりは血行が悪くなり、筋肉が硬くなることが原因です。
女性ホルモンのエストロゲンが減少すると血行が悪くなります。
エストロゲンには血管壁の柔軟性を維持するはたらきがあります。
減少すると血管壁が硬くなり筋肉に酸素や栄養が行き渡らず肩こりの症状が出ます。
[改善に導くポイント]
- 規則正しい生活(早寝早起き、毎日三食の食事など、お風呂にしっかりと浸かって体を温める、血行良くする)
原因②冷えからくるもの
冷えからくる肩こりは体の血行が悪くなり肩甲骨周りや胸の筋肉が張ることで起こります。
寒いと自然に体に力が入り筋肉が固まり血行が悪くなり肩こりにつながります。
[改善に導くポイント]
- ストレッチやスポーツ体を動かすと良い。
- 45°以上のお風呂にゆっくり入って体を温めましょう
原因③筋肉量が少ない
男性よりも女性の方が筋肉量が少ないです。
そのため頭薬(約スイカ一個分、個人差がありますが5 kg から8 kg)を支えなければならないので、筋肉が凝り固まり血行が悪くなり、肩こりに悩まされます。
[改善に導くポイント]
- 肩や肩甲骨周りの筋肉をマッサージなどでほぐしストレッチなどをして血行をうながす。
- トレーニングの日常生活に取り入れ「バンザイトレーニング」など肩周りをほぐしてリラックス空間を手に入れる。
原因④細かい作業が多い
お仕事でパソコンを使用する方多いのではないでしょうか?
同じ姿勢で長時間続けること筋肉が凝り固まります血流が悪くなります。
さらに凝り固まるので肩こりの症状が出ます。
肩こりになりやすいパソコンの姿勢
- 背中が丸くなっている
- 肩が上がっている(力の入っている)
- キーボードが肘よりも高い位置にある
- 顎や顔が前に突き出ている
[改善に導くポイント]
デスクでできる肩こり改善方法はまずストレッチです。
両手をバンザイポーズに上に挙げて背伸びをするストレッチが有効です。
原因⑤抱っこや日常生活からくるもの
日ごろの育児は抱っこの姿勢、家事など下を向く作業が多いです。
頭は(個人差はありますが約5 kg から8 kgあります。)下を向くだけの姿勢でもとても首肩に負担がかかります。
そして子供を抱く姿勢は身体のいろいろな筋肉に負担がかかり肩こりという症状が出ます。
[改善に導くポイント]
主婦の皆さんはとても忙しい方が多いです。
家事、育児に休みはありません。
周りの家族の方に支えていただく!
「お手伝いをしてもらう」が一番ですがそんな頼れる人がいる方ばかりではありません。
空いた時間にマッサージやストレッチできることからやりましょう。
「リラックス空間」を設けることで一人時間やストレス解消にも繋がり自然に肩の荷も取れて肩こりも緩和されることもあります。
周りの親しい方が気づいて行動に移ると良いですね。
肩こりには色々な原因があるのです。
他にもたくさんの理由はありますが、例えば今、9月で秋の季節ですね。
一年で一番台風が来る季節です。
気圧の低下で脳や関節が圧迫されます。
その影響で神経が乱れめまい関節痛、 耳鳴り、倦怠感、肩こりなどの症状が起こります。
自律神経とは「交感神経」と「副交感神経」があります。
「昼」と「夜」の二種類の神経があります。
自律神経は内臓の働きや体温、代謝などの機能をコントロールするためには24時間働き続けています。
昼間や活動をしている時に交感神経が活発になります。
夜間やリラックスしている時に副交感神経が活発になります。
種類の自律神経は全身に働いています。
睡眠不足や不規則な食事、過度なストレスなどで乱れるとこれらの症状が出ます。
まとめ
肩こりの原因は人によって千差万別ですが自分の肩こりの原因をしっかり確認し、それに合った改善方法を選択することで今までよりも快適な日常生活を送れるようになります。
色々試しても全然良くならないといった方は専門家である我々にお任せ頂ければと思います。
執筆者:篠ケ瀬 泉 (ささがせ いずみ)